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・「plumber」って? 「配管工」、「水道屋」を意味する英単語である。私自身、最近なにかの本で読んで覚えたのであるが、「plumber」の「plumb」とはギリシャ語だったかラテン語だったかの語源としては「鉛」を意味するらしい。なるほどそういえば「鉛」の化学記号は「Pb」なのである。 なんでこんなことを唐突に持ち出させて頂いたかわかりますか?「ははぁ、なるほど」って頷いていただける方は水処理に関して相当深い造詣をお持ちでいらっしゃる。今でこそ塩化ビニール(塩ビ)管や鉄管などが多く用いられているが、その昔には上水道の配管と言えば鉛管だった。おまけに何分昔のことなので敷設図などといったものは無く、どこにどう鉛管を敷設しているのか見当がつかなくてかなりの鉛管が残されたままというのが現在の上水道の現実のようである(専門家の見解が分かれる部分はある)。 鉛管には酸化皮膜が出来ているので旧来問題は無かったのだが、この酸化皮膜は水のpHが下がれば溶出し始めるのでやっかいである(金属の酸化物の殆どはアルカリ性を示し酸性液にとけやすい)。水道水の水質基準ではpHの範囲は5.8から8.6の間と許容範囲が広いので、鉛の害は非常に危惧されるところである。 普段何気なく使っている水道が抱える問題点が多いことを是非知っておいてほしい。これはほんの一例で、ほかにも現在の上水道がかかえる問題は沢山有る。 |