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・What makes discus blue? ディスカスは繁殖を重ねると青くなると言われている。自分もそれは間違いなく正しい見解と思う。赤いディスカスの赤を維持していくほうが青いディスカスをつくるよりはるかに難しいと言われている。 ディスカスは何で青くなっていくのだろうか? 天然のいわゆるワイルドとタンクブリードの違いは何なのだろう?海老などの甲殻類のほとんどないからタンクブリードは赤くならないと言われている。確かに甲殻類が持つキサンチンはディスカスが生合成出来ない物である。しかし、どうもそれだけでは無いように思えてならない。 ワイルドとタンクブリードの明らかな違いは餌と水環境(水温も含めた)のふたつではある。タンクの中のディスカスが青くなっていくのはどちらかが、若しくは双方が原因であるのは確かであろう。 話を転じて、何でラインやスポットの赤い色がでるのかを考えてみよう。私の想像の中ではおそらく餌に含まれる赤い色素(キサンチン類)だけでなく、それ以外の何らかのファクターの両者が影響しあっていてのことではないかという感覚がある。この色素以外の要素が発色にたいする関与は、アスタキサンチンを餌に混ぜても体全体が赤くなることは有ってもレッドスポットが出現すると言うことはないことを考えても明らかである。 これは発ガン物質の中にイニシエーターと言われる種類の物とアクチベーターと言われる種類の物とが有ることに似ているのではないだろうか。発ガン物質はDNAなどの遺伝情報を傷つけ発ガンのきっかけをもたらすイニシエーターと発ガンを実際にプロモーションしてガンを作るアクチベーターとの2種類に分けられる。ディスカスが赤いスポットを作るのは、カロチノイド、キサンチン類という赤色をもたらす色素物質のイニシエーターと赤色色素をスポットとして凝集させる何らかのアクチベーター的な物質もしくは遺伝的な素養が存在するからなのではないだろうか。 では、このアクチベーターとはいったい何なのだろう? アマゾンの中でレッドスポットディスカスがいる部位はごく限られている。そこはアマゾン川がアンデス山脈を浸食し削り取って運ばれてきた栄養塩類、土壌が流れが緩やかになるとともに堆積されるいわゆる氾濫原とほぼ一致するように思えるのは自分だけであろうか?なんらかの塩類がカロチノイドをレッドスポットに凝集させている可能性は大きい。 レッドスポットはディスカスの鑑賞的価値を大きく左右する。だが、レッドスポットディスカスをコンスタントに生産できるブリーダーはヤット・サニー他ごく少数の人に限られているのはこの辺に回答が有るように思えてならない。 個人的な見解であるが、レッドスポットに狂奔するのはどう見ても興ざめである。赤色を美しく発現する技術が普遍的な物として確立してほしいものである。 |
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